小4息子のLD検査結果

長文ですので、興味がない方はスルー下さい。

インフルエンザでの学級閉鎖で2月最終週から休校の息子。

11月に読み書きスクリーニング検査、
1月に視機能検査、4月頭に読み書き機能検査と、
立て続けにLDセンターで検査を受けました。(自費診療)

小2・小3と同じ先生が担任で結構目をかけて下さりました。
学級運営の中で息子の立ち位置としては、大きく目立たず
より学力面で支援が要る子がいるのが実態と伺っていました。
学級担任は、やはり学級運営を主眼としていくので
支援級担任に期待をしてましたが…私と噛み合わぬ1年間。

小4の学級担任はおそらく違う先生になるであろう。
小4の支援級担任が同じ先生になるかもしれない。
であるなら、専門家からの文書で説明してもらった方が
私も先生方もお互いに良いだろうと思ってのことです。

11月の読み書きスクリーニングは各問で時間制限あり。
ひらがな、カタカナ、漢字に算数と徐々に集中力をなくす。
2時間かけて行うも、ざっくりでモヤモヤした結果でしたが
踏み込んだ追加検査でようやく、そうつながるのかと理解。

3つの検査を組み合わせての結果を頂いてきました。

私の備忘も兼ねて、ざっくりと書き残しておきます。

視機能検査は、オプトメトリストによる検査。
時間制限なし、問題も1枚ずつ行うため、
息子が問題ごとに気分を切り替えやすかったようです。

時間制限の有無、問題を一気に見せるかどうか。
検査手法の違いがあらわれた検査結果でした。

視力には問題無く(裸眼・両眼で1.5も見えててびっくり)
しかし、見たものを動作につなげる能力が低いので
音読もそうだけど、板書に時間がかかるだろうとのこと。

音読は通常の1.5倍で逐次読み、
図形を書き写す検査では、小さいところから書き写してい
全体像をとらえていないので、復元性がすごく低い。
細かいところに目がいくので、漢字習得に難ありとのこと。

読み書き機能検査は、言語聴覚士による検査。
11月の検査内容と重なるけれど検査順番も違うため、
11月に低い結果が通常の結果と出ていましたので
集中力低下も依存する結果であることを理解しておくことは
大切だなと説明を伺っていて思いました。

言語の語彙力では11歳の知識を持っている。
接続詞もわかっている。ただ受け身形の表現は難しい。
そして、自分の言葉で説明は難しい。
挨拶など興味がないことには無関心なので、誤解されやすい。

要は、表出に難ありとのこと。

視覚による認知と聴覚による認知では、聴覚の方が良い。
カタカナは書く機会が少ないのでやっぱり習得があやしい。

何より特徴的だった検査が、図形の書き写し。

視機能検査で書いた同じ図形を、使って下さったのですが
全体像を捉えて、まず大きな四角を書いて対角線にも…
と説明して書かせると殆ど完璧に書き写せている。
しかも図形を見ずにもう一回書いてみる検査(復元性)でも
ほとんど間違えずに書けている。

視機能検査の時と違う再現力に、言語聴覚士も私もびっくり。
(視機能検査で横についてたので、私もその違いが分かります)

結果、息子にとって
・音読は意味がない
 字を読むことでいっぱいで、意味を捉えるまでに至らない
→ デイジー教科書を聞く(音読宿題の代わり)

・漢字の書き取りは意味がない
 視機能検査は見て書き写すだけで、復元できなかったけれど
 読み書き機能検査で、見て聞いて説明されれば覚えている
→ 筆順アプリで、書き順をアニメで見て、なぞって練習する

新学期、蓋を開けると学級担任は赴任してきた中堅の先生。
支援級の担任は採用したての新任の先生。
おぉぅ…という思いで読み書き機能検査結果を聞いていたので
いろいろ相談しました。

タイピングの練習もさっさと始めた方が良いようです。

息子もYoutubeやAmazon prime videoの検索で
少しずつローマ字入力に慣れてきていることを話すと
拗音・促音などの練習はタイピングと合わせて
ゲーム性があるアプリで覚える方が向いているでしょうとも。

4月の宿題では漢字ドリル1冊分の新出漢字の練習があり
書き取りもドリルで4回、ドリルノートで11回。

息子は「書き写す」という行為にすごく脳を使うので
私なりにドリルノートは5回でいいと減らしてましたが
書く時間が無駄、動画で見た方が身に着くだろう、
1回でも十分じゃないかな?と言語聴覚士からのアドバイス。

というわけで、GWになんとか頑張ってやらせています。
(相対する夫と私の方が疲れています。娘と違いすぎる…)

「けっこうデイジー使ってる人は多いですよ。
 堺市より大阪市の方が支援が薄いので大変でしょうが
 お母さんが知ってることはぐいぐい教師に言って下さい」

デイジー教科書の申請は検査結果を聞いた帰り道にしました。

息子はデイジーを使うほどなのだろうかと躊躇してましたが
音読の宿題の代わりとして家で使っている人が多いと聞き、
背中を押してもらいました。

そして新学級担任の先生に文書を渡してもらうよう学校へ。
後日、早速学級担任からお電話があり、デイジーの話をすると
「デイジーって、何ですか?」とひとこと。

あぁ〜……そこからか〜。

今年度は息子の宿題をザクザク減らしたり、変更したり
ちょっと本腰入れて介入していかないとなぁと思っています。

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