娘が小6の時、塾で国語特訓も授業を取っていました。
中学受験の国語は、読む速度と初見での読解が大切なので
国特では毎回違う題材の初見テスト&解説の授業でした。
小3から『黒魔女さん』や『若女将は小学生』を読んでおり
本の中に入って感情移入して読み進められる小説が好きな娘。
ただ、文に書かれている感情と自分の思いが食い違って
自分の考えで解答し点を落とすことも多かったですね(^ ^;)
その国語特訓の授業の読解テストの題材で
ヘルマン=ヘッセの『少年の日の思い出』が出たそうです。
「(その時の)読解テストはクラス一位やってんで!
説明文は男子がグイグイくるから一位取れなかったけどさ。
あ、テストプリントって残ってる〜?」
「捨てたよ」
「ま、いっか〜」
国特プリントは娘の思い出として残した方が良かったかな…
(国語の先生のコメント満載なノートは置いてあります)
その『少年の日の思い出』が国語の教科書に載っているそう。
「あれ?読んだことある〜って思ってん。
しかも会話の言葉もまるきり同じやってさ。
見たら訳者が同じ人やってん」
半年以上も前のこと、よく覚えてるな〜。
先日はテストで有島武郎の『一房の葡萄』を読んだそうで
「なんでそのタイトルなのかを考えるのが面白いねん」
とかなんとか、いつもより饒舌な娘。
中学では数学>国語と、少し国語に自信をなくしていたので
娘は好きな題材がやってきたと喜んでいました。
1学期かけてやっと学校やクラスの女子にも慣れたようで、
2学期に入ってから中学の話が増えた娘です。
↓翻訳:高橋健二の『少年の日の思い出』が載っているそうです。