倉敷市在住の友人がおり大雨の被害が心配される中、
塾に行く娘と会社に行く夫が一緒に家を出た日曜日の朝。
(娘の挫折#1, #2, #3, #4, #5, #6, #7, #8, #9, ぼやき, #10, 様子見の続きです)
授業が始まって少し経った頃に塾から娘が未到着と電話があり
連絡すると夫は心配ですぐさまタクシーに飛び乗ったそう。
しばらくすると娘が塾に入ったと連絡があり、
塾へと向かっていた夫はそのままタクシーで会社にUターン。
とうとう夫が匙を投げました。
「反抗期とかどうでもええ。
頼むから、塾やめてくれ。
中学は義務教育なんやし、無理して受験せんでええ。
何度ともなく僕は塾へ探しに行った。
家を出たのに塾に入ってないとか、もう沢山。
もう限界や。
悪いけど、公立中学に行ってくれ」
帰ってきた娘にそう告げて立ち去る夫。
心配している人がいる。
夫も然り、塾の先生やスタッフも然りです。
そこに気づかず自分しか見ない娘。
この1ヶ月間、毎週のように話すも、娘は実行しなかった。
「うちはやる気のない人間に金を出すほど裕福じゃない」
私もこれまで重ねてきた事実を淡々と静かに突きつけます。
そして改めて考えさせました。
娘が出した結論は「受験したい」でした。
「ええか。やると決めたら本気でやれ。
宿題もやって当たり前や。
遅刻するなんざもってのほかや。
これ以上約束を違えたら、漫画もグッズも全部棄てるからな」
夫と私がそう下して終了。
夫のずるいところは、その後。
娘と2人でスーパーに行き、フォローのため娘の話を聞いたり
これ買ったるとかなんとかやって、娘とのよりを戻すところ。
なんやねん、それ…まあ、ええけど(-_-)
夫の逆鱗に触れて、ぼちぼちですが娘は塾生活に戻りました。
波はあるものの徐々に明るさを取り戻しています(安堵)